【旅行記】初めての屋久島!縄文杉トレッキング(登山)を満喫した2泊3日の旅
どうも、こんにちは!
福岡県飯塚市にあるお持ち帰り専門の焼鳥店「げんき屋」のタイキと申します。
先日(2025年10月7日~9日)、縄文杉トレッキング(登山)をするために、2泊3日で屋久島に行ってきました。
屋久島に2泊3日の旅行、それだけ聞くと“ゆっくり癒しの旅”という印象を持たれるかもしれませんが、縄文杉登山となると実はなかなかタイトなスケジュールだったりします。
というのも、
縄文杉トレッキングは、一般的なルートで往復約22km、所要時間は10〜11時間程度を要する
と言われています。
日没までに安全に下山するためには、基本的に日の出とともに出発することとなり、前泊は必須。
さらに、下山後も当然ながらその日の帰りの便には間に合わないため、帰途につくのはトレッキングの翌日となり、その結果、2泊3日となるわけです。
今回の私の例でいきますと、
- 初日:屋久島まで飛行機で移動
- 2日目:目的の縄文杉トレッキング
- 3日目:島内を少し観光してお土産買って帰路
という2泊3日という旅程でございました。
本記事は、この2泊3日について記した旅行記となっております。
ちなみに、私は初めての屋久島、もちろん縄文杉トレッキングは初心者ですので、今回の旅の準備は念入りに行いました。
本記事を書くにあたって、まず、旅の”準備”について書いたのですが、実はそれだけで4,000文字を超えてしまったため、「準備編」として別記事(「【屋久島 旅行】縄文杉トレッキング(登山)初心者が行く2泊3日の旅 ~準備編~」)にしました。
興味のある方は、「準備編」についてもぜひ読まれてみてください。
さて前置きが長くなりましたが、それでは本編に入っていきましょう!
目次
- 1日目:屋久島へ移動
- 2日目:縄文杉トレッキング本番
- 朝3時起床、出発に向けて支度
- 朝4時30分 ホテルを出発し屋久杉自然館へ
- 朝5時発の登山バスで荒川登山口へ
- 5時40分 登山口へ到着(まだ真っ暗)
- 朝6時 日の出とともにトレッキング開始
- 序盤:平坦なトロッコ軌道だが、意外と歩きづらい
- 大自然の景色に圧倒されつつ前進
- 小杉谷の集落跡に触れて感じた歴史
- ガイド付きツアーを追い抜きつつ前へ
- 外で食べる朝食は美味しい!
- 三代杉と仁王杉が登場
- 大株歩道入口に到着、山道に向けた準備
- 本格的な登山道、いざ大株歩道へ!
- ウィルソン株と出会う
- 登山者もまばらに、そして下山してくる方も
- 大王杉・夫婦杉の巨木ラッシュ
- 縄文杉まであと少し!
- 縄文杉に到着
- 縄文杉が与えてくれた静かな気づき
- 下山開始:雨との戦い
- 大株歩道入口でお昼ご飯
- ひたすら続くトロッコ道の帰路
- 登山口に到着!9時間弱の旅の終わり
- 登山バスで屋久杉自然館へ
- 宿に戻り、夕食へ
- 3日目:屋久島の滝を楽しんで、帰りの空港へ
- まとめ
1日目:屋久島へ移動
ここからは実際に2泊3日の旅を振り返っていきます。
まずは初日。
この日は移動がメインです。
いざ屋久島へ出発
私たち(私と友人1名)は飯塚からの出発。
今回、福岡から屋久島へは飛行機で向かうため、友人が運転する車で福岡空港を目指しました。
予約しておいた空港近くのパーキングに車を預けて、いざ福岡空港へ。
空港では、荷物を預けた後、ラーメン滑走路で腹ごしらえをしました。
腹ごしらえが済んだら搭乗口へ。
屋久島への便は小型機なので、バスラウンジがある一番端っこの81番搭乗口まで行くことになります。
この81番搭乗口、窓際に外向きのカウンター席があって、
こんな感じで、離着陸する飛行機を大きな窓から間近で眺められます。
※うっすらと窓に反射している私は見えてないことにしてください(笑)
なかなか素敵な空間でして、ここでコーヒー飲みながら読書したい…ってめっちゃ思った(ガチw)
そんな願望は一旦忘れまして、搭乗時刻が近づくと、ここからランプバスに乗って飛行機まで移動します。
ランプバスは何度か乗ったことがあるのですが、それでも毎回ドキドキしてしまいます。
「ランプバス」とは、空港と飛行機を結ぶ搭乗橋(ボーディングブリッジ)が設置されていない場所で発着する飛行機に客を送迎するためのバス。
飛行機を近くから観ることができるので、なんだか得した気分になりますね。
そして、今回搭乗する飛行機がこちら。
ATR42-600というプロペラ機のようです。
プロペラが付いてるし、ちっちゃいしカワイイ!!
ハイビスカスの塗装も素敵!!
50席に満たない座席数からもわかるとおり、小型の飛行機です。
ドリンクサービスはなく、飴が貰えました。
ところでこのATR42。
まだ学生だった頃(20年くらい前)、出雲空港へのフライトで乗った気でいましたが、今調べてみると当時はサーブ340Bという機材だったようで、記憶違いだった模様。
4年前に伊丹に行った時と、10年前に宮崎に行った際にもプロペラ機だった記憶があるので、もしかするとそのときに乗っているのかもしれませんが、その時どんな飛行機だったのか全く覚えておりません(笑)
いずれにせよ新鮮な気持ちで楽しく乗れたので、幸せな時間でした。
予定では1時間ちょっとのフライト。
離陸が遅れていたようで到着時刻が予定より少し遅れましたが、それでも、あっという間のフライトでしたね。
屋久島空港に到着、レンタカーでホテルへ
屋久島空港に到着して最初に思ったのが、
滑走路が短い。
調べてみると、長さが1,500メートルしかないらしい。
この長さでは、ジェット機が離着陸するには不十分で、それもあって屋久島空港への飛行機はプロペラ機なんですって。
現在、滑走路長の整備に取り組んでいるらしく、これが実現するとジェット機が就航できるようになり、関東方面からの直行便が就航可能になるようです。
さて、少し脱線しましたが、空港に到着すると、レンタカー屋さんの方がお迎えに来てくださってました。
その車に乗せてもらいレンタカー屋さんへ。すぐ近くでした。
コチラの記事(準備編)にも書いておりますが、レンタカーは事前に予約しておりました。
地図(Google Map)をパッと見た感じですが、空港周辺にはタイムズカーと日産レンタカーの2社レンタカー屋さんがありました。
※きちんと調べたわけではないため、他にもレンタカー店があるかもしれません
レンタカー屋さんで手続きをして、我々はレンタカーで宿泊先のホテルへ。
私たちが泊まるホテルがある、安房地区へは車で大体15分ほどです。
屋久島空港の周辺にも宿はいくつかありますし、空港周辺にはドラッグストアも数店舗あるため、便利ではあるのですが、翌日の縄文杉トレッキングの登山口へのアクセスのし易さを優先して、私たちは安房地区に宿を取りました。
というわけで宿に到着。
オーシャンビューですね。
写真には左端に少し写っている程度ですが、眼前には種子島が見えます。
ちょうど東向きなので、綺麗な日の出が拝めそうです。
残念ながら明朝は日の出よりも早い出発。ここからの朝日は明後日にお預けです。
翌日の縄文杉トレッキングに向けた事前準備
さてこの時点で、時刻は大体15時。
このあとの時間は明日の準備に充てます。
まずは、明朝に乗ることになる荒川登山バスの乗り場がある「屋久杉自然館」の場所を把握しておくため、そこまでの道のりを確認しておきます。
私も友人も屋久島は初めてですので、明日の登山バスに乗り遅れることのないよう、念のために実際に屋久杉自然館まで車で行ってみました。
ナビを頼りに特段迷うこともなく、宿から10分ほどで到着しました。
駐車場も十分にスペースがあり、車も問題なく停められそうです。
バス停の係の方に話をしたら、明日のバスのチケットも事前に購入できました。
これにて、ちょっとだけ不安だった明朝のバスの不安は解消。
宿に戻るついでに、ドラッグストアに寄って明日の買い出し。
縄文杉トレッキングに持って行く用の水分(ペットボトル)や、ちょっとした食料品(ナッツ類やお菓子、飴など)を購入しました。
途中で寄り道して港から海を眺めてきました。
やることやって宿に到着すると、あとは夕食とお風呂を済ませて寝るだけ。
明日は朝3時起きですからね。
安房の居酒屋で夕食&早めの就寝
夕食ですが、私たちはホテルの夕食ではなくて、近くの居酒屋に行きました。
私は、ホテルや旅館の夕食も好きなのですが、旅行先ではその土地に住む方々やその暮らしに触れたいと思う性分なので、結構外で食べることが多いです。
そんなわけで、10分ほど歩いて予約していた居酒屋へ。
目の前に豊かな海が広がる屋久島。
もちろんお魚をいただきました。
お酒はマストアイテム。
翌日の未明からがっつりと歩いて登山するにもかかわらず、ビールとウイスキーも飲んじゃいました。まあ燃料みたいなもんです(笑)
本当はハシゴして屋久島の夜を満喫したいところなんですが、明日に備えて1軒で帰ります。
19時半頃にホテルに到着しまして、お風呂で旅の疲れを癒しました。
ホテルに帰ってからも、海を見ながら部屋でちょっとだけ飲んで(飲みすぎw)、22時ちょっと前に就寝。
2日目:縄文杉トレッキング本番
さて、この度のメイン!
二日目です!
朝3時起床、出発に向けて支度
この日は午前4時半にはホテルを出る必要があるため、3時に起床。
前日22時頃に寝たため、5時間睡眠。
もう少し睡眠時間を確保したかったですが、まあ問題ないでしょう。
天気予報は晴れのため、基本的には晴れの装備で仕度をします。
といっても、屋久島の天気予報は当たらないことで有名ですので、急な雨にも対応できるよう、雨具は忘れずに持って行きます。
支度が済んだら、ホテルのフロントで朝と昼の弁当を受け取りました。
前日のうちにフロントで注文しておきましたが、これは便利ですね。
我々と同じようにこの日に縄文杉に向かう宿泊客が10名ほどいらっしゃいました。
まだ外が真っ暗なうちにこうやって人が集まっているのを見ると、なぜだかワクワクしちゃいますね(笑)
「みんな!今日は一緒にがんばろうぜー!」と声をかけたい気分でしたが、ぐっと我慢して心の中に留めておきました(笑)
朝4時30分 ホテルを出発し屋久杉自然館へ
というわけで、
早朝4時30分、ホテルを出発です。
当然ながら、辺りはまだ真っ暗。
繰り返しになりますが、登山口へは、屋久杉自然館前のバス乗り場から荒川登山バスに乗る必要があります。
※ 登山口は自家用車乗り入れ不可のため、基本的にこの登山バスに乗るしかない
そのため、まずはホテルから屋久杉自然館を目指します。
同じホテルに宿泊しているお客さんを見ていると、予約していたタクシーで向かう方や、路線バスで向かう方もいらっしゃいましたね。
私たちは、レンタカーがあるので、そちらで向かいます。前日のうちに道順は予習しておいたので、暗くてもバッチリです。
10分ほど車を走らせたら、屋久杉自然館前に到着しました。
朝5時発の登山バスで荒川登山口へ
屋久杉自然館の駐車場に車を停めて、早朝5時発の登山バスを待ちます。
私たちが到着したのが、4時40分頃。
この時間でも、ぱっと見ですでに20人弱は登山者がいらっしゃいました。
登山バスを待っていると段々と人が増えてきて、特に、路線バスが到着すると一気に混雑してきました。
ガイド付きの方々は、このバス待ちの時間を使って、ガイドさんと挨拶や自己紹介をしていました。
私と友人は、今回、ガイド無しでの挑戦なのですが、周りのガイドさんたちの説明が色々と耳に入ってきまして、、、その結果、色々と勉強させていただきました(あの時のガイドさん達ありがとうございました笑)。
さて、バスは
- 5:00発
- 5:20発
- 5:40発
と3本あります。
定員もありますので、満席になると次の便に回されるようです。
私たちは、始発の①5:00発に乗ることができました。
バスは40分弱走り、5:40頃に登山口に到着する予定です。
ちなみに、バスは結構な山道を走ります。
なかなか揺れますし、満席なこともあって、車酔いする人は多いと思います。
私は車酔いをあまりしないタイプなのですが、それでも若干気持ち悪かったですし、友人は実際に車酔いしていました。
ですので、車酔いしやすい方は、酔い止めなど事前に対策をしておいたほうがよいかと思います。
5時40分 登山口へ到着(まだ真っ暗)
さて、登山バスは予定どおり、5:40頃に登山口へ到着。
この日の屋久島の日の出時刻は6:15だったので、着いた段階では辺りはまだ真っ暗です。
周囲を見渡してみると、すぐに出発する方はほとんどいません。
中にはライトを頼りに出発される方もいらっしゃいましたが、ごく少数でしたね。
多くの方は準備運動をしたり、トイレで用を済ませたりして過ごしています。
また、ここで朝食(お弁当)を食べている方も多く、
真っ暗な中、テーブルもなく両手がふさがる状況でも、皆さんヘッドライトを上手に使っておられます。
「なるほど、こういう場面でもヘッドライトは役に立つんやね〜」
と、一つ勉強になりました。
そんな様子を眺めつつ、私たちはここでは準備運動をしながら明るくなるのを待つことにしました。
朝食は周囲が明るくなってから道中で食べる予定です。
朝6時 日の出とともにトレッキング開始
そうこうしているうちに空が明るくなり始め、時計の針は6時を指していました。
これが合図のように多くの方が出発していきます。
私たちもこの流れに乗って、いよいよトレッキング開始です!
序盤:平坦なトロッコ軌道だが、意外と歩きづらい
最初に、縄文杉トレッキングの行程を簡単に説明しておきます。
荒川登山口からスタートして、全行程(片道約11km)のうち約9kmはほぼ平坦(緩やかな上り)のトロッコ軌道をひたすら歩くことになります。
道中最後のトイレがある「大株歩道入り口」でトロッコ軌道は終点、そこからの終盤が本格的な山道となります。
というわけで、スタートしたばかりの私たちは、体を温めつつ段々とペースを上げながら、トロッコ軌道を歩いていきます。
一般的な登山と比べるとかなり楽なので、トロッコ道のうちに距離を稼いでおこうと、比較的早いペースを意識して歩きました。
まあ早いペースといっても、初めて歩くわけですから、あくまでも「自分的には」という注釈付きなんですけどね。このペースが一般的に速いのか遅いのか、正直まったくわかりません(笑)
最後まで体力が持つのか不安を感じつつも、トロッコ道を進んでいきます。
初めて歩くトロッコ道は平坦で楽だと最初は思っていたのですが、実際には枕木が不安定だったり、歩幅と合わなかったりして意外と歩きづらい。
大自然の景色に圧倒されつつ前進
今しがた意外と歩きづらいなんてことを言いましたが、
そんなことを考えていられないほどに、周囲の自然の美しさに目を奪われます。
とにかく、目に映るもの全てが新鮮で楽しい!そして美しい!
大自然の中に急にこんな橋が現れたりします!
渓谷と朝焼け。
日の出とともに出発するからこそ観られる贅沢な景色。
空気が澄んでて気持ちいい!
序盤にトンネルもあってテンションが上がります。神秘的。
手すりのない橋だって現れます。
手すりのない橋だなんて、少年心がくすぐられて興奮しちゃいますが、足を踏み外してしまわないように慎重に渡ります。
ここまでの写真から、読者の皆様に私の感動が伝わっていると嬉しいのですが、これでまだ序盤ですからね。
まあ、今になって思えば、序盤だからこそまだ疲れもなく無邪気に感動できている、とも言えますが(笑)
小杉谷の集落跡に触れて感じた歴史
40分ほど歩いたところで、小・中学校の校庭が残る休憩地点に着きました。
小杉谷と呼ばれる集落跡です。
大正時代に、ふもとへつながるトロッコ軌道が整備され、ここで採れた屋久杉を搬出するための事業所があったとのこと。
そして、これに携わる人々と家族が暮らす集落まであり、ピーク時には約540人が暮らしていたらしいです。
人が住んでたなんて全然知らなかった。
ここに来るまで私は、「縄文杉」というワードから、ずっと手つかずの大自然というものを勝手にイメージしていました。
しかしながら、トレッキングを開始してからの私は、整備されたトロッコ軌道やトンネルといった人工的な道を歩き、そして今、この集落跡に接してそのイメージは覆されました。
ここには、
“産業としての”屋久杉、そして、それとともにこの地で暮らしてきた人々の生活も確かに存在した。
そのことに気づいたとき、とても感慨深いものがありました。
“屋久杉と共に”
実際にこの場所に来たからこそ、この言葉を理解できた気がします。
ガイド付きツアーを追い抜きつつ前へ
さて、話をトレッキングに戻します。
ここまで、美しい景色や旧跡を楽しみながらトロッコ道を進んでいるのですが、道中、ガイド付きの団体を追い抜くことが多くなってきました。
ガイド付きのグループは基本的に、時間配分をしっかり考えられたペースで進んでいるはずです。
これをどんどん追い抜いて行くということは、私たちは比較的早いペース、少なくとも無事に日没までに帰ってくることができるペースなのだろうと、一先ず安心することができました。
ちなみに、縄文杉トレッキングはほぼ全行程でひと一人分の道幅しかありません。
複数人の場合は縦列で進みますし、後ろから追いつかれた場合は速やかに道を譲る(追い抜きが優先)のがルールです。
外で食べる朝食は美味しい!
スタートから大体1時間ほどのところに、屋根付きの休憩所がありましたので、そこで朝ご飯を食べました。
※写真を撮ってなかったので、どんな感じかお見せすることができません。すみません。
頂くのは朝出発前にホテルで受け取ったお弁当です。
ごく普通のおにぎり弁当なのですが、自然の中で食べるお弁当は格別ですね!
朝3時半起きでこの時点でお腹ペコペコだったのも美味しさに拍車をかけています(笑)
同じようにこの場所で朝ご飯休憩をとっている方が多かったですね。
朝ごはんを食べてエネルギーをチャージしたら、またトロッコ道をひたすらに進みます。
三代杉と仁王杉が登場
雨が多い屋久島ですが、心地よい秋晴れでトレッキングできたのは幸運でした。
本当に気持ちがいい。
ある程度進んで行くと、段々と大きな杉が登場してきました。
「三代杉」
観光スポットでもありますが、おおよそ縄文杉まで半分の距離という目印としても使われているそう。
こちらは、荒川登山道入口から続いた、長~いトロッコ道のラストにお出ましの、
そう、「仁王杉」
なかなか素晴らしい巨木でして、なんというかRPGで例えると“オモテ面のボス”的な印象を受けました。ドラクエ3でいう「魔王バラモス」みたいな感じ。
同世代のゲーム好きにしか伝わらない例えですみません(笑)
大株歩道入口に到着、山道に向けた準備
バラモス、じゃなくて、仁王杉を過ぎて少しすると、「大株歩道入口」に到着。
ここがトロッコ軌道の終点であり、そして、本格的な山道の入口でもあります。
大株歩道入口への到着時刻は8時10分。
スタートから大体2時間ちょっとというところ。
事前に調べておいたところ、この大株歩道入口を遅くても10時前には通過する必要があるらしく、私たちのペースは全然問題なさそうで一安心です。
ここから先は本格的な山道になるので、ここでしっかり休憩をとり、登山用の準備をします。
また、水分補給用に持ってきておいたペットボトルも1本が空になったので、水汲み場で水を補充しておきました。
ちなみに、ここ大株歩道入口は、この縄文杉トレッキングで最後のトイレがある休憩所でもあります。
この先は携帯トイレブースしかないので、トイレも可能な限りここで済ませておきます。
本格的な登山道、いざ大株歩道へ!
15分ほど休憩して、登山スタート!
ここからは本格的な山道。
トロッコ道では使わなかったストックを取り出し、気を引き締めて登っていきます。
登り始めて早々に、「これは想像以上に過酷な道のりだぞ…」と息を飲みました。
トロッコ道を歩いているときに「思ったよりも楽だね~」なんて話をしていた自分をぶん殴ってやりたいほどの過酷さです(笑)
そんな過酷な道のりですが、次から次に姿を見せる大きな杉に圧倒されます。
ウィルソン株と出会う
こちらは「ウィルソン株」。
推定樹齢2000年とのこと。
豊臣秀吉が大坂城をつくるときに伐採を命じたとされているらしい。
切り株の中にも入れます。
株の中から見上げるとハート型に見えるらしく、映えスポットとしても有名だそうですが、よくわからずそんな写真は撮れませんでした(笑)
登山者もまばらに、そして下山してくる方も
ウィルソン株をあとにして先へ進みますが、さすがにこのあたりまで来ると人が少なくなってきましたね。
大体同じ時刻にスタートするため序盤は混みあっていたのが、大分ばらけているのでしょう。
それでも何組かは近くにいるのですが、この段階で近くにいるということは基本的に登るペースが同じ人たちというわけでして、この先もほぼ同じ顔ぶれで登っていくことになりました。
特に会話があるわけじゃないんですけど、万が一何かあったときのことを考えると近くに人がいるだけで安心しますね。
それから、この段階になると、下山されている方もちらほら見られました。
このとき大体9時くらい(スタートから約3時間)なので、かなりペースが早い方ですね(あくまでも私の感想です)。
また、すれ違う下りの方の中には、1泊2日の行程の方もいらっしゃるようでした。
1泊するとなれば、ゆっくりしたペースでも問題ないですもんね。
おそらく1泊して下山中であろうご高齢の女性グループの皆様と出会いましたが、すれ違いざまに挨拶をするだけで、かなり元気をもらいました。
ちなみに、写真のように大株歩道でもひと一人が通るほどの道幅しかありませんので、基本的には、すれ違う際は下りの方が道を譲り、登りが優先となります。
大王杉・夫婦杉の巨木ラッシュ
大株歩道を黙々と登っていくと、驚くほどに立派な杉が登場しました。
どーん!「大王杉」です!
樹高24.7m、推定樹齢3,000年。
写真では伝わらないかもしれませんが、生で観るととんでもない迫力です!マジで圧巻でした。
間近で観られるので、正直言って縄文杉よりも見応えがあるかもしれません。そのくらいに凄かったです。
お次はコチラ。
「夫婦杉」
仲良く手をつないでますね~ステキ!
もともと杉は癒合しやすいらしく、根元から合体している例は結構見られるそうですが、このくらい高い位置(10mくらい?)でつながっているのは珍しいみたい。
どっちが夫なんだろうか…(素朴な疑問)
この夫婦杉に到着したのが、9時半過ぎ。
ゴールの縄文杉まではあと少しのはずです。
縄文杉まであと少し!
ここまでスタートから4時間近く経過。
本格的な山道になって1時間半近く登っていることもあり、かなり疲れていますが、気合いで縄文杉を目指して進みます。
道中には湧き水が多く、疲れた体を癒してくれます。
ここでも、まるで力水のように染みわたりました。
ちなみに、超軟水でめっちゃ美味しかったです!
夜、ホテルでウイスキー飲むときの水割り用に持って帰ろうかと思ったくらい(笑)
そんなくだらないことを考えていたら、目の前に展望デッキが見えてきました。
縄文杉に到着
ついに目的地の縄文杉に到着です!!
疲れたーーーーー!!!!
到着時刻は10時。
6時にスタートしたので、所要時間は4時間でした。
想像以上に良いペースだったので、ゆっくり休憩してから下山できそうです。
まずは縄文杉を堪能。
樹高25.3m、幹周り16.4m。
写真では伝わりづらいですが、とんでもなく太い。
さすが屋久島最大級の老大木です。
別角度からの写真ですが、こちらのほうがデカさが伝わるかもしれません。
縄文杉が与えてくれた静かな気づき
さて、実際に縄文杉を目にした感想ですが、たしかにその太さも、その荘厳さも圧巻で、胸が熱くなるほどに感動しました。
しかし、それ以上に強く心に残ったのは、
「自分が自然の一部である」
という静かな気づきでした。
早起きして挑む長時間のトレッキングの果てに出会う縄文杉は、まるで訪れた者をそっと抱きしめ、疲れを癒やし、労わってくれているかのような、そんな温かさとぬくもりを感じさせてくれます。
この感覚は、おそらく自分の足でそこまで歩いた者にしか味わえないのかもしれません。
そしてその体験は、自分の胸の内にそっと息づき、これからの人生の糧になっていくのだと思いました。
少し大げさに聞こえるかもしれません。しかし、
縄文杉までの過程(トレッキング)も含めて、そう思えるだけの価値が確かに存在すると、私は強く感じました。
下山開始:雨との戦い
縄文杉を堪能しつつ1時間半ほど休憩して下山開始しました。
たっぷり休憩はとったものの、やはりしっかり疲れは溜まっています。
特に山道は登りよりも、下りのほうが足腰にくるので、しんどかったです。
しかも、あんなに天気がよかったのに、急に雨が降ってきて大変でした。
さすが屋久島です。
それほど強い雨ではなかったため、雨カッパを羽織る程度で済みましたが、それでも雨の怖さを知ることとなりました。
山道ですし、雨が降るとよく滑るため、冷や冷やする場面が何度もありました。
少なく見積もっても3回は滑りましたが、怪我はなかったのでよかったです。
加えて、先もよく見えないし足元もぐちゃぐちゃで、一度コースを外れそうにもなりました。
一本道だし道を間違えることなんてあるわけないと思っていましたが、雨が降ると急に正しいルートがわからなくなりました(ガチで)。
雨が降ると危険度が格段に上がりますね。気は抜けません。
そんなわけでして、まったく余裕がなく、この間の写真は1枚もない、というわけです。
「ひと月に35日雨が降る」と言われる屋久島です。
朝どんなに晴れていても、雨が降る前提で備えておく必要があると身をもって知ることとなりました。
大株歩道入口でお昼ご飯
そうして雨の中、山道を慎重に下り、12時半頃に大株歩道入口まで戻ってきました。
行きの際に、最後のトイレがあると説明した休憩所があるところですね。
この頃にはすでに雨も上がっており、時間的にもちょうどお昼時ということで、ここで昼食をいただくことにしました。
朝、ホテルで受け取ったお弁当の残り一つです。
今度はちゃんと写真を撮りました。
だがしかし!!おにぎりを一つ食べたところで写真を撮るのを思い出したので、少しかじっちゃってます。これもご愛嬌(笑)
ちなみに、朝のお弁当もおかずが若干違うだけで、同じような構成のお弁当でしたね。
それでも疲れた体にはめちゃめちゃ染み渡る美味しさでした。
何度も言いますが、
外で食べるご飯は美味しぃぃーーー!!
ひたすら続くトロッコ道の帰路
腹ごしらえも済んだところで、下山再開。
ここから登山口まではひたすらトロッコ道を歩きます。
正直この時点では、「疲れてるけど、あとはトロッコ道だし楽勝だ~」なんて悠長なことを思っていたのですが、甘かったです。
雨で濡れた枕木で足を滑らせないように気を配らないといけない上に、何よりトロッコ道が単調で、
「これいつまで続くの?」
って嘆きたくなるしんどさでした。
とはいえ、途中で猿に会えるし(鹿には会えなかった…)、雨が降ったからこその景色にもうっとりできたし、しんどいながらも楽しむことができました。
山から流れる水がトロッコ軌道に溜まらないよう沢に逃すための屋根だと思われますが、朝通ったときよりも雨で水量が増していて、幻想的でした。
この橋まで来たってことはもうすぐだぞ!
と疲れ切った体から最後の力を振り絞ります。
登山口に到着!9時間弱の旅の終わり
「足が痛い~」と「あ~景色がキレイ!」とを交互に繰り返しながらトロッコ道を歩くこと2時間強。今朝6時に出発した荒川登山口にようやく到着しました。
無事にゴール!!
到着時刻は14:45でした。
そこそこ良いペースだったみたいで、平均的な所要時間よりも早い9時間弱のトレッキングとなりました。
私たちが到着したときの登山口の様子はこんな感じでした。
写真に写っている皆さんはほとんどが帰りのバス待ちの方々です。
ちなみに、帰りの登山バスの始発は15時発で、私たちはこれに間に合ってしまいました。
とはいえ、バスには定員があり、私たちがなんとか定員ギリギリだったみたいで、私たちよりも後に到着した方は次の便(1時間後)まで待たないといけないみたいでした。
バスを待つ顔ぶれを見てみると、たしかに私たちが登ってる際にすれ違った人や縄文杉のところで見た方が多かったのですが、明らかに途中で引き返したであろう方もそれなりにいらっしゃいました。
大株歩道が険しくて体力的に諦めた方や、ケガ・体調不良で中断した方、最初から大株歩道入口までで引き返す予定だった方など様々に見受けました。
そのとき思ったのは、
縄文杉まで行かずとも、比較的やさしいトロッコ道を往復するだけでも十分に楽しめるんじゃないか
ということです。
体力に自信のない方はそんな楽しみ方でも十分に価値があると思いました。
登山バスで屋久杉自然館へ
なんとか帰りの登山バスの第一便にギリギリ(時間的にも定員的にも)潜り込めた私たち。
朝来たときに通った道を今度は逆方向に40分揺られます。
朝に乗車したときは暗くて外がよく見えなかったのですが、帰りは明るいので外の様子が窓からよくわかりました。
離合するのもやっとの道幅で、バスだとかなり慎重に運転しないといけないだろうなというのが、ひと目で伝わってきますが、運転手さんは慣れたもので結構すいすいと大胆に運転されていましたね。
朝の乗客は眠くてウトウトという方が多い印象でしたが、帰りは皆さん疲れでぐったりしている印象でした。
バス内では会話もなく、静かに40分間揺られまして、バスは屋久杉自然館に到着しました。
ここの駐車場にレンタカーを停めていますので、あとはホテルに帰るだけです。
というわけで、これにて縄文杉トレッキングは終了。
ケガやトラブルもなく無事に帰ってこられたことに感謝です。
宿に戻り、夕食へ
一度宿に戻り、この日の夜も前夜と同様、夕食は外に繰り出しました。
体はクタクタですが、お酒、、、じゃなくて夕食のために歩きます。
ホテルから歩いて行けるダイニングバーで、美味しい料理とお酒をいただき疲れを癒しました。
伺ったお店がなかなかお洒落で、私が見た感じでは観光客がほとんどのようでしたね。
私たちは事前に予約しておりましたのでスムーズに通してもらいましたが、予約なしで来られた方は満席で断られているようでした。
平日の水曜日でこの状況でしたので、夕食を宿以外で食べられる予定の方は事前にお店を予約されたほうが良いと思います。
美味しい夕食をいただいた後はお店をハシゴして飲み歩き、、、なんて体力は1ミリも残ってなく、まっすぐ宿へ。
朝3時起きで往復約22kmを歩いた私たちの眠気と疲労は限界間近。
ちなみに、この日の歩数はコチラ。
なんと、46,000歩!
こんだけ歩いたらそりゃキツイばい(笑)
宿についたら、いつの間にか眠りについておりました。
3日目:屋久島の滝を楽しんで、帰りの空港へ
さて、この旅も三日目、最終日です。
私たちが泊まった客室は東向きのため、綺麗な朝日を観ようと日の出前に起床。
ワクワクしながらカーテンを開けましたが、残念ながら微妙にガスっていて、朝日ははっきりとは拝めませんでした。
残念ですがこればっかりは仕方ないので、諦めて二度寝しました(笑)
思いつきで滝めぐりへ出発
最終日は、12:35には屋久島空港発の飛行機に乗らないといけないため、基本的には移動メインでお土産を買うくらいしか予定は入れておりませんでした。
ところが、思いのほか早く仕度が済み、早くホテルを出られそうだということで、
「滝を観に行こうぜ!」
と急遽予定変更 (笑)
バタバタとホテルをチェックアウトして、滝を見に車を走らせました。
これぞレンタカーを借りていたからこそできる、行き当たりばったり行動ですね(笑)
千尋の滝
まずは、千尋の滝。
「ちひろのたき」ではなく、「せんぴろのたき」と読みます。
私たちが泊まったホテルがある安房地区から車で20分ほどで着きました。
滝の落差は約60m。
V字谷の景観が壮大でした。
竜神の滝
続いては、竜神の滝。
千尋の滝のついでに立ち寄った感じでしたが、すごく良かったです。
滝の落差は30m、やや距離もあるため、迫力には欠けますが、真っ白な水の帯と原生林の眩しい緑とのコントラストが鮮やかで、そこに青空も相まってうっとりする眺めでした。
大川の滝
最後は大川の滝。
落差88mを誇る名瀑。「日本の滝100選」にも選ばれています。
ちなみに、この「日本の滝100選」ですが、なんと福岡県の滝は一つも選出されていません。悲しい…
とまあ、そんなどうでもいい話は置いておいて、大川の滝に話を戻しましょう。
大川の滝は、先の二つの滝よりもさらに島の西側、安房地区からだと車で50分ほどかかりますが、足を延ばす価値は十分にあります。
この大川の滝。
単刀直入に言うと、めちゃめちゃスゲーです(笑)
何がめちゃめちゃスゲーかって?
落差が88mある時点でまずすごいんですが、滝壺のすぐ近くまで歩いて行けるところがスゴイ。
落下する大量の水から出る轟音とその水しぶきを目の前で感じることができるんです。
写真でも人が滝のすぐそばにいるのがわかりますよね。
とりあえず言いたいのは、
屋久島に行った際は、この大川の滝には必ず行ってほしい!
それくらいに凄い滝でした。
思いつきで始まった屋久島の滝めぐりでしたが、思いのほか楽しい行程となりました。
今回は行けなかった「トローキの滝」も日本で二つしかないという、海に直接流れ落ちる珍しい滝らしく、屋久島に行かれる際はぜひ滝めぐりも候補に入れてみてくださいね。
旅の終わり、屋久島から福岡へ
滝めぐりも終え、あとは福岡へ帰るのみです。
屋久島空港まで車を走らせ、レンタカーを返却。
空港近くにはガソリンスタンドもあり返却もスムーズに終えることができました。
レンタカー屋からは従業員の方が空港まで車で送ってくださり、空港まで歩ける距離ではありますが、トレッキング用の荷物がある私たちにとっては大変助かるサービスでした。
空港に着いてからは、搭乗手続きを済ませたのち、保安検査を受けるのですが、これがまた時間のかかること(笑)
待合スペースの椅子の数も限られているため、ずっと立ったまま順番待ち。
小さい空港ですからね、仕方ないですね。
無事に諸々の手続きを終え、いざ飛行機へ。
帰りも行きと同じプロペラ機。
ロビーから飛行機まで歩いて行って乗り込みます。
座席がプロペラの真横でした(笑)
さようなら、屋久島。
スケジュール的に今回は叶わなかったけれど、心残りの白谷雲水峡トレッキングもやりたいから、またいずれ必ず来るよ。
そう心の中でつぶやき、屋久島を後にしました。
フライト時間は1時間ちょっと。
プロペラ越しに見える福岡の街が新鮮でした。
飛行機はトラブルもなく定刻どおり福岡空港に到着。
これにて今回の旅は終了となりました。
まとめ
2泊3日の屋久島旅行の思い出を振り返ってみましたが、いかがだったでしょうか。
長文になりましたので、最後までお読みいただいた方はお疲れになったかもしれません。これでも内容を厳選した結果です。
それだけ充実した旅だったと感じております。
最後に、今回の旅のメイン「縄文杉トレッキング」について、改めて思いを綴ってみます。
早朝からの準備を含め、縄文杉まで過酷な道のりでしたが、これでもかと言うほどの自然に全身で触れることができて、大満足でした。
ただ縄文杉を観に行くというよりは、道中の自然を満喫するのが醍醐味!
これが正しいかもしれません。
美しい原生林や花崗岩をはじめ、野生の猿がいたり、いきなり雨に打たれたりと、
これぞまさに自然!
そんな感じのトレッキングでした。
加えて、屋久島の自然、特に屋久杉とともに生きてきた方々の生活を感じられたことも、私自身が自然とともに生きていることを再認識する良い機会となりました。
体を動かせる年齢のうちにということで、42歳というタイミングで挑戦しましたが、意外と50代・60代の方も沢山いらっしゃいました。
僅かですが、おそらく70歳代だろうと見受けられる方々もいらっしゃいました。
自然が好きな方には、縄文杉トレッキングはオススメです。
ガイドを付ければ安心ですし、私は利用していませんが、装備品のレンタル屋さんも結構あったので、普段登山とかトレッキングしない方でも問題なく楽しめると思います。
ただし、早起きが必須なので、それがクリアできる方でないと厳しいかも(笑)
それと、どうしてもトイレ問題(トイレの数がめちゃめちゃ少ない)が出てくるため、頻尿だったり、我慢できない急な便意(大きなほう)に襲われたりする方も、結構難易度が高いかもしれません。
私もそこは覚悟をして携帯トイレを持って行きましたが、幸運にも使うことなく終えることができました。
※ 携帯トイレを使うためのブースも数えるほどしかないです。
さて、色々と書いているとまた長くなってしまいそうなので、この辺で締めたいと思います。
生きているうちに、また縄文杉トレッキングをしに屋久島に行く予定です。
そして、今回は行けなかった「白谷雲水峡」にも訪れたいという思いもあります。
今回の旅だけでは、まだ全然屋久島の魅力を満喫できていないという実感がありますので、白谷雲水峡トレッキングを含め、この先の人生で何度か訪れることになるだろうと予感しております。
それほどに屋久島は人を惹きつける魅力が満載です。
本記事を読んで屋久島に興味を持たれた方はぜひ一度屋久島を訪れてみてください。
絶対に後悔はしないはずです!
拙い文章で恐縮ですが、最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。
